【離婚体験談③】|嘘と混乱の中で、私が出した答え

【離婚体験談】

こんにちわ。お金ママです。
今日は、前回の続き「ギャンブルで消えたお金、そして離婚までの道のり」のお話の続きです。


前回ブログを書いた後に、ふと思い出した出来事がありました。
父に言われて、仕方なく私の方から電話をかけたときのことです。

電話に出た旦那、開口一番——

「久しぶり、元気?」(笑いながら)

え…???
謝罪の言葉じゃないの?
この期に及んで笑ってるの??

事の重大さをまるでわかっていないその反応に、もう本当に「無理だ」と思いました。


両親を交えた話し合い

電話のあと、直接会って話すことになりました。
お互いの両親も交えて話し合いをすることに。

まずは、私・旦那・父の三人での話し合いの時
旦那は泣きながら

「申し訳ありません、今後はきちんとしていきます…」

と父に謝罪。

(……ん?私じゃなくて、父に謝るの?)

そして、父が少し席を外した瞬間。

それまで頭を下げていた旦那が、サッと顔を上げてニヤッと笑いながらこう言いました。

「思ってたより、やばいな。」

私はその瞬間、「ああ、この人はその場しのぎの嘘を平気でつける人なんだ」と実感しました。
その場面に直面して、さらに嫌悪感が増したのを覚えています。

私はしっかりと気持ちを伝えました。

「もう、気持ちは変わらない。離婚する。」


その日はそれで解散となりました。


子どものことを思って出した決断

当時、私は妊娠5ヶ月。
でも、こんな人に子どもを育てられるの?と強く疑問に思っていました。

  • 平気で嘘をつく
  • お金にだらしない
  • 良し悪しの判断ができない

そんな人が「親」として子どもに正しい価値観を伝えられるとは思えなかった。
いない方がマシだと思いました。


感情の起伏と繰り返される話し合い

私にとって、その後の3ヶ月は本当に長い時間でした。

旦那は元々感情がフラットな穏やかな人でした。

でも離婚の話し合いを重ねるにつれて感情の起伏が激しくなり、話し合いの中で突然怒ったり、落ち込んで泣いたり……。

もちろん妊娠中の私も情緒不安定。

穏やかに話をすることが難しいことが多くなり、
話し合いは必ず二人きりにならない場所で行っていました。

話し合いは何度も、何度も続きました。


最初は「離婚する」と納得した旦那も、数日経つと

「やっぱり離婚しない」

と、前言撤回。

養育費の話をして、「公正証書にサインして欲しい」と言うと、最初は

「サインする」

と答えるのに、後日には

「友達に相談したら、サインしない方がいいって言われた」

と、また話が変わる。

そんなやり取りを、何度も何度も繰り返しました…


出産前に離婚成立

そして妊娠8ヶ月。
普通なら出産の準備を進めている時期に、私はようやく離婚成立となりました。

周囲からはたくさんの言葉をかけられました。

  • 「よく考えた方がいい」
  • 「後悔しない?」
  • 「産まれてくる子のこと考えてる?」
  • 「そんな生理的に無理な男の子どもを産むの?」
  • 「堕ろすことも視野に入れていいんじゃない?」

でも、私はやっぱり**「そんな父親なら、いない方がマシ」**という思いが強くて。
離婚が成立したときは、心から「晴れ晴れとした気持ち」でした。

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